たらこ本来の自然な色の仕上がり

スケソウダラの腹から取り出した卵はそれぞれにいろんな色をしています。

素材の色そのままに仕上げてしまうと同じ商品でも見た目のバラツキが大きくなります。市場に出回る商品は均一な品質が望まれますので、マル秀ではほんのり着色してバラツキが少なくなるよう仕上げています。

一般に流通している「無着色」といわれているたらこには、着色料が入っていないだけで、発色剤や漂白剤等で色を均一化する加工がされているものが多く含まれます。

自然派志向のお客様に見た目の悪さやバラツキが多少あっても本当の意味での「無着色」のたらこをお届けしたいと考え、着色料、発色剤、漂白剤といった添加物を一切カットしました。

なるべく均一な純白卵を選んで漬込みをしていますが、薄茶色で仕上がりの色の濃さにもバラツキが出ます。しかし、これが本来のたらこの姿であることからマル秀ではこのたらこのことを「天然色」と呼んでいます。